こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、トイプードルのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

捨て犬だった成犬のトイプードルの吠え癖

私がしつけた犬の中でも特異なタイプのしつけ体験です。

その子は捨て犬で、フラフラと一人ぼっちで歩いているところを私が保護しました。

警察に迷い犬として届けたのですが、結局飼い主は現れなかったので引き取ることになりました。

犬種はトイプードルで性別は女の子。年齢は不明ですが、保護した段階で5才にはなっていただろうと推測しています。

人間に捨てられた過去があるので、人に対しての恐怖心が強いためなのか、よく吠えました。

朝昼晩かまわず吠えて、ご近所の迷惑になってしまうので、吠え癖のしつけを始めました。

 

音を立て吠えるのをやめた時に安心感を与えるしつけ方

方法としては、吠えた時に大きな音を立てる(ペットボトルにビー玉を入れたものを振る等)。

ビックリして吠えるのをやめたときに抱っこして、安心感を与える(安心させる言葉がけも忘れずに)。

この2つをひたすら続けるというものです。

あるテレビ番組で紹介していた方法を、その子に合わせて少しアレンジしました。

根気はかなり必要でしたが、塵も積もれば山となる方式で、本当に少しずつ吠え癖も治まっていきました。

やはり、人間への恐怖心や不信感が強いためでしたので、この吠え癖のしつけは信頼してくれているのかどうかのバロメーターにもなりました。

しかし、また徐々に吠えるようになってきました。

 

甘えの吠え癖になってきてしつけ方法を変える

信頼関係ができると甘えるになりました。

なので、吠えたら来てくれるという意味の吠え癖だと思い、方法を少し変えてまた吠え癖のしつけを始めました。

その方法は、ひたすら無視です。

無視といっても四六時中するのではなく、吠えたときだけです。吠えても来てくれないということ伝えるのです。

分かりやすく伝えるためには、吠えたらすぐに無言でその犬をケージに入れて、しばらく目を合わせない。これを繰り返します。

信頼関係はもう出来ているので今度は比較的すんなりと効果がありました。

 

何年もかけてしつけをしたが価値あるものをたくさん貰えた

もともとは迷い犬だったので気難しいところが多く、しつけをするにもすごく気を使いましたし、悩みました。

吠え癖だけでなく、複合的でもありますが、ここまで来るのに何年もかけているので、いつまで続くのかと不安にもなりました。

ですが、長く時間をかけただけのお金に変えられない価値はたくさんもらえましたよ。

しつけをしたこの子も今ではもうかなりのおばあちゃんになり、ヨボヨボで、吠えることもありません。

あの頃は吠えないことを願いましたが、今では吠えないことが寂しくなってしまっています。

愛犬にはなるべく長生きしてもらいたいですね。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

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