こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、コーギーのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
愛犬のコーギーのしつけ方
私は44歳の女性で、静岡県静岡市に住んでいます。
我が家のコーギーは、1歳の少し前頃から「吠えかかる」「飛びつく」「噛みつく」という行動が出始まめました。
攻撃対象は、散歩中の他の犬、通行中の車、来客、自分の気に入らない家族までにも及びました。
一緒に生活していく上での不安や、いつか他者に危害を加えるのではないかという不安で、家族全員が神経をすり減らすようになりました。
まだ若い今、何とかしなければとしつけを開始しました。
ドッグトレーナーの出張トレーニング
本やインターネットから得た情報でのしつけは、もっと小さいころから行っているつもりでしたが、お手本通りにいかない事の方が多く、これでは無理だと思っていました。
その頃、他犬に慣れる練習のために地元のドッグカフェが空いてる時間を見計らって通っており、そこで紹介して頂いたドッグトレーナーの出張トレーニングを申し込みました。
ドッグトレーナーが自宅に来て、普段の生活の中での問題を確認してくれます。
家の中での問題行動の対処はもちろん、遊び方や散歩のトレーニングも行います。
話だけではなかなか伝わらない日常生活の中で困っている行動を実際に見てもらえるので、効率的にトレーニングを行う事が出来たと思います。
吠える、飛びつく、噛みつくのしつけ方法
「吠えかかる」「飛びつく」「噛みつく」全てが興奮状態による行動で、興奮する前の対処が大切とのことでした。
特にうちの犬は臆病なので、興奮のスイッチが入るのがとても早く、すぐに手に負えない状態になってしまいます。
まずはじっくり犬の行動を観察し、興奮状態になりそうな事態が発生した時に素早くなだめ、声を掛け、落ち着かせます。それと同時に、興奮状態になりそうな環境から遠ざけます。
これがなかなか難しく、こちらが焦ればそれはすぐに犬に伝わり、興奮して吠え始めてしまいます。
対処が間に合わず興奮状態になってしまった時は、大きな音を出して犬をびっくりさせます。その一瞬の隙に素早くなだめて落ち着かせます。そしてその環境から遠ざけます。
毎日こつこつ繰り返すこと
毎日じっくり犬を観察し、トレーニングで習ったことをこつこつ繰り返すと、興奮状態に陥るタイミングが掴めてきて、こちらも落ち着いて対処ができるようになりました。
少しずつ興奮状態に陥るまでの時間が長くなり、犬自身も興奮しなくても大丈夫だと習得しているんだと思えました。
興奮さえしなければ、吠えないし、飛びつかないし、噛みつきません。
トレーニング開始から2年たって、今でもたまには興奮してしまいますが、トレーニング前とは比べものにならない程回数も減り、家族の精神状態も落ち着きました。
柔軟に対処し、日々継続
最初の頃は、トレーナーが行うとうまくいく事も、私に変わると全然うまくいかず落ち込む事ばかりでした。
一生懸命やっているのに、興奮で手に負えない状態になると、悲しいやら悔しいやらで、泣きたくなりました。
それでもがんばって続けていると、少しずつですが変化が見えてきます。
その少しの変化がとてもうれしく、またがんばろうと励まされて、トレーニングを続けてこれたと思います。これからも日々継続です。
うちの臆病犬には、様々な環境に慣れさせることで、恐怖をやわらげてあげる事が必要でした。
犬の問題行動には、それぞれに原因があるので、本やインターネットの情報だけに執着せずに柔軟に対処すべきだと思います。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。