こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、柴犬の噛み癖(甘噛み)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
子犬の柴犬の酷い噛み癖
山口県防府市在住の25歳の女性です。私が家を出ている期間に、家族が柴犬を飼い始めました。
急に犬を飼ったと聞き、夏休みに実家に帰って初めて対面したのが生後三カ月頃だったと思います。生後四カ月頃から、とにかく人間の手や足などなんでも噛みまくりました。
よく良いことをしたら褒めてなでてあげるといいと言いますが、撫でようにもその手をガブガブと噛んでくるので、触ることもためらうような状況でした。
まだ子犬なので鋭く尖った乳歯が生えていて、少しでも歯が当たったらみみず腫れが出来て辛かったことを覚えています。
甘噛みのしつけ方法をネットで探す
しかしこの時点では「甘噛みなんだから成長すれば自然と治まるだろう」と私を含め家族は考えていたのですが、ある日なんとなくインターネットで「甘噛み しつけ」といったキーワードで検索してみました。
すると、甘噛みは放っておくといずれ本気で噛むようになり、成犬になれば力も強くなりとんでもないことになるといったような内容が書かれているのが目にとまり、なにか積極的なしつけをしないといけないのではないかと不安に駆られました。
ドッグトレーナーだというその方のサイトを見ると、手を噛んだりしてきたら犬の口を手でぎゅっと包むようにして口が開かないようにし、目を見ながらいけない!と強く低い声で叱るといいと書いてありました。
また、その方は犬と人間の間では上下関係をはっきりさせて犬に家族の中で一番下であるということを分からせる必要がある、というような内容もサイトに載せていました。
ドッグトレーナーのしつけ方を試してみると…
将来噛み犬になっては困るからと、早速試してみることにしました。
その時には生後五カ月にもなっていなかったと思いますが、犬が手をいつものようにガブガブと噛んできた時、サイトに書いてあった通りギュッと犬の口を掴み、叱ってみました。
すると、ものすごく嫌がって頭を振り、何とか抑えたはいいものの、大人しくなったからと手を離した瞬間即ガブッ!と反撃のようにひどく噛んできました。
私以外にも家族が何度も試しましたが、皆一様に手を離した瞬間ひどく噛み返され、次第に犬は人間の手自体を警戒するような素振りを見せ始めました。
また強く叱ったりすると逆切れして激しく吠えるようになり、しつけ前より明らかに悪化させてしまいました。
まずは信頼関係を作ること
このようなことがあってさすがにおかしいと思い、上から押さえつける高圧的なしつけはうちの柴犬のような我が強いと言われる和犬には合っていないのだと考え直し、全く逆の方向性で犬と接するようにしました。
とにかく常に優しく、叱ったりもせず、犬の意思をできるだけ尊重し、噛んできてもよっぽど痛いときにだけ小さい声で「痛いよ」と言うだけで、一切動じずに無抵抗でいることを徹底しました。
すると、私たち家族を信頼してくれたのか、次第に噛まなくなり、普段から穏やかでいることが増えました。
一歳になる頃には甘噛みさえ全くしなくなりました。
とにかくしつけはあれこれ押しつけるよりも犬との信頼関係を作ることが一番大事なのだと思います。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。