ヨークシャーテリア

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ヨークシャーテリアのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

不安分離を患ってしまったヨークシャテリアのしつけ方

愛知県名古屋市、30歳女性です。今飼っている犬が一歳半のときに、我が家にやってきました。

1歳半の間でペットとして、あるいは動物病院に預けられたりして、6件をたらい回しにされた挙句最終的には保健所行きかと思われましたが、人の縁を伝い我が家で飼うことになりました。

ですが、そんな犬生を送ってきた小さなヨークシャテリアは分離不安という犬の精神病にかかってしまっていました。

まずは人と一定以上の距離を置くくせに、自分の視界から出て行ってしまうとギャン鳴きが始ります。

構って欲しいからと、トイレも所定の場所で出来ず、寝ればいいのに飼い主の行動が気になって24時間熟睡も出来ない。

問題児だなぁと思いながらも、しつけについて調べてみましたが何度調べても幼少期のしつけが重要と出てくるばかりで、もう殆ど諦めてしまいました。

 

諦めることで愛犬と向き合ったしつけ方法

私達にとって、この「諦め」が肝心だったのかもしれません。

まずギャン鳴きについては、家族で順番に見守る事で鳴くことを最小限にして、留守になる上に車で出掛けるときは、ペット用のオムツをして連れて行ったり。

余談ではありますが、たらい回しにされた経験からか「車=次の環境」と染み付いてしまっていたようで、車の中では何もかもを諦めたように大人しくなったのは見ていて切なかったです。

そして上記したようにトイレのしつけも諦め、定期的にオムツをさせたり、トイレシートだらけの部屋で遊ばせたりと、諦めたからには私達もストレスのないようにしようと楽に楽に、この子と居る生活をしていました。

この子は、人のストレスにとても敏感な気がしたからです。

 

吠え癖もなくなり怒らない褒めるしつけで大成功

そんな生活を3ヶ月ほど続けると、誰も居ない部屋に置いてもギャン鳴きもせず、しっかりと熟睡もするようになりました。

そう、やっとしつけのスタート地点に立てた気がしたのです。絶対この犬を幸せにするために、絶対立派にしつけてやると誓いました。

そこからの成長は目覚しく、悪い事をすれば「怒らない(無視する)」、良い事をすれば「周りから見れば引くほど褒める」の基本の二点を守ってしつけると、今ではもうオムツもすることなく、留守番だって立派に勤めてくれます。

全てを諦めたような目だって、いまでは爛々と輝いています。

 

しつけとは家族との心のつながりがあってこそ

「しつけ」とは、やはり心のつながりがあってこそだと思います。

知らない人に適当にされる注意には腹が立ちますが、家族からされる注意はやはり身になると、人間だって解ることです。

「幼少期からしつけたのに上手く行かなかった」と仰る人たちは、「しつけ」にばかり目が行ってしまって、「家族として」過ごすことを忘れてしまっているのではないでしょうか。

私の犬だけではなく、全ての犬が「人のストレス」には敏感だと思います。

しつけは大事です。ですが、飼い主も、大事なワンちゃんにとっても、しつけがストレスになってしまわないよう楽しくしつけが出来るといいなと思います。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら