コリー

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、コリーのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

子犬のコリーにコンクールで勝つために必要なしつけ方

東京都国分寺市在住の30歳、専業主婦です。コリー協会から生後2ヶ月のコリー犬を買い取り育てたことがあります。オス犬でした。

しつけを始めたのは我が家にやってきてすぐ…つまり生後2ヶ月の頃からです。

トイレトレーニング、吠えないように、噛まないように、座れ、伏せ、待て、来い、そして歩き方のしつけをしていました。

両親がグランドチャンピオンという称号を持つ、血統書付きの犬で、コンクールに出すという目的もあったため、しつけはなかなか厳しく、協会の方からも、飼い主である私たち家族への指導がありました。

これらのしつけの内容は、全てコンクールで勝つために必要なしつけで、私たちがこうさせたいと思ったというより、協会からの指示でした。

 

撫でてハグする褒めと低い声で一喝する怒り

しつけの他にも、耳の形の矯正で、幼い頃には耳に器具をつけていたほどです。

ペットではなく相棒だから、首輪はつけるな、お手、おかわりはただの芸だから教えなくていい、基本は室内飼いで、散歩は長めに1日2回と、駆け回れる庭を作ってやってくれとも言われていました。

そんなこんなで、我が家のお犬様は高貴な王子様のような存在でもありました。

前述した通り、しつけ方法は全て協会の方から教わった方法で行われました。うまくできたときには笑顔で「よしよし」とたっぷり撫でたりハグしたり、失敗したときには低い声で「いけない!」と一喝します。

 

トイレトレーニング、吠え癖、噛み癖のしつけ方

トイレトレーニングでは、トイレ失敗した場合におしっこやうんちの臭いをかがせた上で「いけない!」。

おしっこやうんちをしそうだなと思ったときにはトイレの場所まで抱き抱えてダッシュで連れていくようにしていました。

吠え、噛みに関しては、してしまったそのときに「いけない!」と一喝。

鼻を触られるのを嫌がるということだったので、一喝してもどうにもならないときには鼻を軽く叩くこともありました。

口先が長い特徴をもつコリー犬だったので、吠えをやめないときには口先を掴んで強制的にやめさせることも…。

 

伏せ、歩き方のしつけもうまくいった

おやつを高い位置に持ち上げ頭の真上でおやつを見せるようにすると体制的な問題で犬はお尻をぺたんとつけて座る姿勢をとります。

そして、そのお尻をおさえつけたまま今度はおやつを床に置くと伏せになります。

歩き方は右手右足がそろうことはコンクールではご法度らしく、手足がバラバラになるように歩かせねばなりません。

ゆっくり歩くと手足がそろってしまいやすいので、散歩のときには常に小走りをさせ、手足がバラバラになる歩き方を教えました。

しつけは割とすんなりうまくいきました。元々頭のいい犬種であるからかもしれません。

 

チャンピオンになって引退後は伸び伸びと過ごさせた

おかげで我が家のお犬様も見事グランドチャンピオン犬に輝き、トロフィーや勲章などをたくさんいただくことができました。

ただ、しつけしつけでかなり厳しくもしてしまっていたことに、家族一同少しずつ心苦しくなってしまいました。

なので、兄弟犬たちが現役でまだ活躍するなか我が家は早々に引退、伸び伸び過ごさせてあげることにしました。

たくさん外で泥だらけになりながら遊んだり、雪の中に突撃したり、大きなその体を枕にさせてもらったり、しつけをやめてからのほうが愛情、絆が深くなったような気がしています。

伸び伸びと過ごさせてあげたおかげなのか、大型犬は寿命が短いと言われたその通りに兄弟犬たちが10~13年で寿命を迎えていきましたが、我が家のお犬様は16年まで寿命を全うしました。

最低限必要なしつけはありますし、コンクールのような目標をもち、きっちりしつけをと考える人もいます。

どちらにせよ、愛情たっぷりで接してあげることだけは忘れてはならないと思いました。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら