こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、柴犬のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
成犬と子犬の柴犬2匹のしつけ方法について
福岡県福岡市在住、33歳女性です。しつけをした犬種は柴犬2匹です。
1匹は既に成犬だったので推定3~4歳、2匹目は0歳からしつけをしました。
しつけの内容は、食事の前に「お座り」「お手」「伏せ」「待て」を必ず毎回させる事。外犬だったので家に絶対に上がらせない事。以上の2つは家族全員が徹底してしつけました。
しつけをはじめた理由は、犬を飼いたいと言う要望に対して父親が厳しく、飼うと決まった時に沢山の条件をつきつけられたのですが、しつけはその中の一貫でした。
父親の言い分としては、「犬に厳しい事を強いるのだから、飼い主はもっとしっかりしなければいけない。それが犬を飼うという責任だ。」との事でした。
お座り、お手、伏せ、待て、外飼いのしつけ方
しつけの方法ですが、食事前のマナーに関しては、主に食べ物でつりながらしつけていった感じです。
はじめは、「お座り」などを言葉で言っても全く通じませんでした。
あまりの食い意地の強さの為、犬が自らあの手この手を使ってなんとかごはんにありつこうとしている動きの中で、こちらが発した言葉に合った行動をした時だけ「よし!」と言ってごはんを与える。
これを日常的に繰り返していくうちに、犬の方が自然に理解していった様で、1ヶ月も経たないうちに完璧にできる様になっていました。
また、家に上がらせないというしつけに関しては、少々厳しやり方ですが、上がろうとすると怒っていました。
それでも聞かない時は、まどやシャッターも閉めて中が見えない様にする事もありました。
寂しいのか?寒いのか?理由はわかりませんが、外で悲しそうにしばらく泣いている事もあり、少し心が傷みましたが、上げてしまうと今度は私が父親に怒られてしまうので犬に我慢してもらっていました。
父親が徹底していたからうまく出来たしつけ
そのしつけ方を選んだ理由は特にないのですが、まだ幼かった私は犬に甘く、自分の好きな時におやつを上げたり家に上げたりとやりたい様にやっていくたびに父親に怒られる事を繰り返していました。
すると、気づいたら「犬がちゃんとしてくれないと私が怒られる」という感覚で犬に必要なルールとして覚えてもらっていたと思います。
お陰で、本当に私の言うことはよく聞いてくれる良い子達に育ってくれました。
あまりにも溺愛していたので、父のいない日には甘やかしてばかりいましたが、父の前ではきちんと約束を守ってくれたので徐々に、犬に関する事一切を、私が決めさせてもらえる様になりました。
しつけは自分の人生を充実させるために大事なこと
しつけを始めた頃は、可哀想と思う事も多く何でももっと自由にさせてあげたいと言う気持ちを持つ事もありました。
だけれど、きちんとしつけをした結果「我慢する」という事を自然にできた事や、「人間」に対しての一線を犬達が自然と受け入れてくれていました。
なので他所に迷惑をかけたり無駄吠えする事もなく、しつけをした内容以外のことでもきちんと言うことを聞いてくれる様になりました。
やはり、人間と同じであまりにも我慢をしない生活だと時々我慢をさせる事が犬にとってもストレスになるそうで、長生きもし辛くなるんです。
けれど、最低限のマナーや我慢をできる子になってくれたお陰で、環境の変化にもストレスなく臨機応変に順応してくれる様になり、2匹共にとても長生きしてくれました。
人間にとっても犬にとっても、しつけというのは各々が自立して、自分の人生を充実させるためにもとても大切な事だとおもいます。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。