ポメラニアンとミニチュアダックスフント

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ポメラニアンとミニチュアダックスフントのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

触れられるのが嫌な吠え癖のあるポメラニアン

41歳の女性です。現在千葉県松戸市に住んでいます。当時は実家の近く(葛飾区)に住んでおり、週に3日くらい母と実家のワンコ達と連れ立って、買い物やお散歩をしていました。

実家にいた頃からしつけは多少関与していたのでその時の経験をと思います。犬種はポメラニアン現在17歳・ミニチュアダックス現在12歳です。

ポメラニアンの方は吠え癖がありました。ポメラニアンは一度実家を出て一人暮らしをしていたので、その間に迎え入れた子です。

私が一緒に住み始めたのはその子が6歳の頃です。触られるのを嫌がる子でした。

毛のほんの先の方にちょっと触れただけでも嫌がって離れてしまう程の構われ嫌いで、日に2~3度誰かしらの横に30分くらいいるかな~という状態でした。

 

おてんばミニチュアダックスを迎え入れると…

しつけの方針というか教育方針というかは人それぞれだと思います。

たとえ親でもそうかなと思って私は放っておくことにしていたのですが、下の子を迎え入れてから急に変化しました。

下の子は2か月で迎え入れたおてんば娘です。人に構われるのも大好きなので、その姿を見て・・・なのでしょう。自分から甘えてくるようになりました。

食事も非常に偏った食生活をしていて、気に入らないと3日でも4日でも我慢する程だったのに、何でもバクバク食べる下の子に影響されてかドッグフードをきちんと食べるようになりました。(以前はお肉食べてました)

甘えと食事に関しては下の子がしつけたようなもの。逆にトイレは上の子がお手本を見せていたので、特にしつけることもなく下の子はトイレでするようになりました。

良くも悪くも兄妹で真似をし合うようで、お兄ちゃんの吠え癖が下の子にも。

 

吠え癖に色んなしつけ方法を試してみる

幼い頃、買い物やちょっとした用事の時に車に置いて行かれていたことがトラウマとなっているようで、外出の際、車に乗る際、車から降りる際に吠えてしまいます。

その子にとっても周りにとっても良くないことですのでどうにかならないものかと母から相談され、いろいろと調べてみました。

最初は、叱る→いい子にしたら褒めるといったオーソドックスなことをしてみました。が、そのくらいではまったく効果なしでした。

次にちょっと可哀相でしたが口輪を使ってみました。装着物をかなり嫌う子なので最初の内は固まって動かなくなり効果あり!でした。

が、こちらも難点が。外出ですと時間も長くなります。その間付けたままはさすがに可哀相過ぎます。なので、時間の短い時にだけ使用するようにしたのですが、自分で取ることができるようになってしまいました。コツを掴んだらもう駄目ですね。

次はスプレーを使ってみることに。市販されている自動で噴霧する機械を購入してみました。結構いいお値段だったと思います。

最初の3回か4回くらいですね、嫌がって逃げた隙に静かに出かけられたのは。あっという間にかからないポジションを見つけ、遠くからでも吠えるようになりました。

 

違うしつけ方を考えて、「言葉」を使う

原因は薄々わかっていたんです。なのに、そういった道具に頼ってしつけようとしたため、すっかり新しい道具を警戒するようになってしまいました。

おもちゃも見たことがないものは最初避けるくらいに。その後は道具に頼らずメンタルに語り掛けられないものかといろいろと試しました。

よく耳にするしつけ方法、褒める・おやつをあげる・無視をする・じっと見るなどです。どれも最初の何度かでした。

それはそうなんです。既に何度も日ごろ行っていたことだと気が付きました。それらで成功するならとっくに治っているはずです。

まったく違うやったことのない方法を見つけなくてはと思いました。幸い上の子は特によく言葉を理解してくれる子だなという印象がありました。

そこで、言葉を使ってみては思ったのです。安心できる言葉を使い予告するんです。予告をした後に行動に移すようにしました。

 

言葉を理解してくれて下の子の真似っこ吠えもなくなった

喜ぶ言葉「散歩」「出かける」「バイバイ」などは使えないのでしつけ用の新しい言葉を覚えさせました。人の名前はわかっていたので「○○さん、行く、早い」といった具合に単語を組み合わせました。

逆の言葉も理解させてなくてはならないので「○○さん、行く、遅い」や「○○さん、帰る、早い」といった感じで意味を教えました。

その後、嫌がる言葉や普段使っていた言葉「シャンプー」「病院」「注射」「仕事」「ダメ」も交え、今では大幅に単語を理解するようになっています。

シチュエーションにより(旅行先のホテルで給仕の方がいらっしゃった際や予告せず急に立ち上がって出かける人がいたりなど)吠えてしまうことがありますが、普段は予告したらまず吠えなくなりました。

下の子もそんな姿を見ている効果があってか、真似っこ吠えをしなくなりました。しつけはお互いを理解し信頼し合うにも非常に大切なことだと思いました。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら