こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ミックス犬(雑種)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
白い雑種犬の吠え癖に近所から苦情がきてしまった
40歳の女性です。兵庫県赤穂市に住む60代70代の高齢の両親が飼っている10歳の白い雑種の中型犬のことです。
親戚からこの子を譲り受けた両親は、甘やかすだけ甘やかしてしつけは全くしていない状態でした。私も事情があり実家にはほぼ帰っていなかったので、ちゃんと飼っているか気にはなるものの両親にまかせきりでした。
ところが、ご近所からその子の鳴き声が五月蠅いと苦情がきてしまったのです。
両親はどうしようもないと放置しようとしたみたいですが、ご近所に迷惑をかけるのは忍びないので私がしつけを行いに実家にしばらく滞在することになりました。
田舎といえど吠え癖は本当に酷く、夜中は特に吠えてるようでした。
外飼いの犬小屋にあるリードを長くするしつけ方
母が言うには去勢してからそんなに鳴かなくなったとのことですが、ハクビシンか何かのようなものが犬小屋近くに現れてから急に夜中も五月蠅く鳴くようになったとのこと。
まずその日のうちに獣医さんに往診にきてもらい、病気で鳴いているのではないことを確かめて貰いました。
獣医さんがいうには何か興奮するようなことがあったのではないか、とのことでした。
飼育環境は外飼いで、犬小屋はとても広いものの、何故かリードをかなり短くしてありました。
庭は広いのに何故リードを短くしているのか問い詰めると、五月蠅くて郵便や配達の人が怖がるからとのこと。そこでまずリードを長くして、庭を自由に行き来できるようにしました。
しつけの本やサイトを見て無駄吠えに効くしつけ方法を探す
そしてネットで評判の犬のしつけの本を注文し、初日の夜は犬のしつけのサイトを廻りました。
それによると構い過ぎがダメとのことでした。
・無駄に撫でてはいけない・無駄に目線も合わせてはいけない・無駄に名前を呼んでもダメ
・おやつやご飯をあげる際は必ずお手でもお座りでも何か命令をして、それが出来ないとあげなちゃダメ
・玩具で遊ぶ時は人間が優位になるようにヒモのついたもので遊び、犬に自由にさせない
などが書かれていたので実践しました。
無視をするしつけ方法が一番効果があったが…
一日目の夜までは私がおやつをやったり、撫でまくったり、「なんで鳴くの?鳴いたらダメだよ、○○ちゃん」と甘やかしたせいか、余計吠えるようになっていた犬が、2日目から上記のことを実践しただけで3日目の朝には一切鳴かない犬に変身していました。
郵便屋さんは配達業者がきてもです。両親はものすごく驚いてました。初日の夜の鳴き声に心底まいっていた私もです。
無視が一番効いたようですが、あまりに可哀想で辛くなりました。
こんなの飼い主にとっても犬にとっても不幸じゃないか、と感じ、少しずつ可愛がりも混ぜるようにしましたが、吠え癖は完全に治ったままです。
リードを長くしたのも効果があったと思っています。
あと玄関の中に少し入れるように指示しました。それも良かったと思っています。寂しかったのもあると思うんです。
しつけが上手くいかなくて訓練士さんにお願いするのも良し
もっと早く実家に帰って、ちゃんとしてやれば良かった。10歳まであんな短いリードにされたかと思うと後悔でいっぱいですが、苦情がきたおかげで改善できて良かったです。
ちなみに自分の力ではどうしようもなかった場合、大阪の訓練士さんに来てもらおうと電話で問い合わせてみました。
費用は一日3万円+交通費のみ。これで夕方まで吠え癖や散歩のぐいぐいひっぱる癖などほとんどが矯正可能と言われました。
自分の力で躾はどうしても無理という方は頼んでみるのもいいと思います。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。