ジャックラッセルテリア

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ジャックラッセルテリアのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

4歳のジャックラッセルテリアを家族として迎え入れて

関東からから愛知県日進市に引っ越す際に、夫婦の念願でもあったペットを飼いたい!という願いを叶うべく、ペット可マンションに入居しました。

私たちは20代の夫婦で結婚して間もなくでしたが、結婚する何年か前から犬を飼いたいとお互いに思い続けていたので、ペット可マンションにすることは物件探しのマスト条件でした。

引っ越ししてしばらくしてから、そろそろ犬を迎え入れようといろいろ調べ始めました。

どうせ飼うなら、ペットショップからではなく愛護センターで処分を待っているような保護犬を迎えようと思い、ボランティアを経てジャックラッセルテリアのメス4歳を家庭犬として迎え入れることにしました。

 

保護犬のため、しつけに苦労するかと心配だったが…

保護犬はなにかと躾けるのに苦労するということは知ってはいましたが、私自身専業主婦だったので、腰をいれて犬と向かい合う覚悟はしていました。

そうして、我が家にやってきたワンコは、保護されるまではおそらく散歩もろくにされず、エサも十分に与えられずにいただろうことは、ガリガリに痩せた体から想像がつきました。

覚悟はしていたものの、「躾けるのは苦労するかもしれない・・・」そう思いました。

ですが実際迎え入れてみると、性格は臆病ですが、噛み付いたり吠えたりするほどではない。人は大好きだけど、おなかを見せるほど心を許すわけではないという感じでした。

ジャックラッセルテリアは、よく「躾けにくい」とか、「飼ってはいけない犬種1位」とか言われますが、この犬についてはそこまで扱いにくいという風には感じませんでした。(それは、事前のお見合いの時に確認済みでした。)

 

ネットで本やしつけDVDを調べて選んだしつけ方法

人に十人十色という言葉があるように、犬も、生い立ちや個性で犬種の特徴が必ず現れるわけではないのだと知りました。

しかし、初めて犬を飼う私たちが何も知らずに犬を飼って問題行動を起こされては困ると思いネットであれこれしつけ本やしつけDVDを調べました。

そこで出会ったのが、一番口コミがよく、たくさん広告が出ていた「森田誠式しつけマニュアル」でした。

しつけマニュアルには、「子犬の時から躾けるには越したことはないが、このしつけ方なら何歳の犬でも矯正することは可能」とのことで、購入する決意をしました。

しつけ方は、権威(犬を不安に思わせること、天罰など)と受け入れ(不安がった犬の気持ちを愛情で受け止める)という、単純なことなのです。

ですが、その時その時の犬の微妙な気持ちのニュアンスで、権威の使い方や受け入れの仕方が違うので、これは付属のDVDを何度も見ながら真似しました。

 

散歩のつけも出来るようになって次はトイレトレーニング

そのしつけをし始めてから、ほどなくして犬は私の顔をなめるなど、甘える行為をするようになったり、しっぽを振るようになったり、少しずつ心を開いてくれるようになりました。

お散歩時も不安がって立ち止まることが何度もありましたが、しっかりと横をついて歩くようになりました。

しかし、飼い始めて一番困ったことはトイレのしつけです。

おしっこをあちこちにしてしまうので、一日に何度も洗濯機をまわしたり、掃除してまわらなければなりませんでした。

しかし、これは自宅内での犬の行動範囲を狭めることで、わりと簡単に改善することができました。

臆病な犬は行動範囲が広いと、守らなければならないテリトリーが広いと感じ不安に思うようなのです。

実際、迎え入れた当初フリーで家の中を歩かせていたのですが、どこか不安げで、どこにいていいのかわからず、とりあえずふかふかのカーペットに落ち着いたと思ったら、おしっこ・・・という感じでした。

そこで、ケージにリードで繋留しケージの外に置いてあるベッドとケージ内のトイレトレーを自由に行き来できるようにしておきました。

すこしかわいそうに感じることもありましたが、犬は逆に安心してベッドの上で一日中寝て過ごすようになりました。

 

愛犬と向き合って成功するトイレのしつけ方

トイレのしつけについては、最初はおしっこの匂いをトイレシートにつけるようにして、犬をトイレトレーでおしっこさせます。上手にできたら、たくさんほめてあげました。

でもそこで、すぐにそのシートを片付けてしまわず、おしっこをしたシートの上に新しいシートを敷きます。

犬は清潔を好みますが、おしっこの匂いがするところで排泄する習性があるので、汚れたシートの上にきれいなシートを敷いておけば、犬はトイレトレーで上手にできるようになります。

時には、犬自身がトイレトレーに上手にしているつもりでも、はみ出たりしていましたが、しばらくするとトレーにも慣れてはみ出しもしなくなりました。

そこまでいけば、汚れたシートを残して上から新しいシートを敷くということをせず、毎回新しいシートに取り換えても、トイレを上手にできるようになりました。

市販のマニュアルは結構読んだつもりでしたが、「こうしないといけない!」とか「こんなしつけかたは逆効果だ!」というマニュアル通りのやり方を愛犬に押し付けると、飼い主も犬も疲れてしまうと思います。

マニュアルを完璧にこなすのではなく、まずは愛犬と向き合い愛犬の性格や気質をしって、愛犬の気持ちを読み取ることが、よい家庭犬への近道になるのだと思いました。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら