柴犬

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、柴犬のしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

トイレのしつけもすぐに覚えた柴犬

26歳、女、名古屋市にある実家に住んでいます。私が社会人になったのを気に実家で長年の夢であった犬を飼うことになりました。

犬種は柴犬です。最初のころは赤ちゃんだったのもあり、よく吠える子だなと思い大きくなったら自然になくなるだろうと考えていました。

トイレなど自分でしっかりでき、私たち家族全員によくなついてくれました。

1歳を過ぎたころにはもう十分な大人の柴犬になっていました。しかしいかんせんよく吠える子になってしまいました。

 

成犬になり吠え癖(無駄吠え)が酷くなってきて…

家にいるときに意味もなく吠えることはもちろん、来客が来た時にはその人に対して吠え続けます。

ひどいときにはインターホンを鳴らした宅配便の人にも帰るまで延々と吠えています。散歩でも別の犬とすれ違うと歯をむき出しにして吠えかかります。

「可愛いわんちゃんね、触ってもいい?」と言ってくれる通りすがりの人にさえワンワンと叫び続けます。

一軒家とはいえ住宅街のど真ん中にある我が家、ご近所から苦情が出る前にしつけ直さなければと家族で決意し、愛犬が2歳のころにかかりつけの獣医さんに思い切って相談してみました。

 

獣医さんに聞いた吠え癖のしつけ方法

獣医さんはとても親身に聞いてくれ、柴犬は気難しい性格の子が多いため吠え癖を直すには根気よく続けていくことが大事ということをまず言われました。

そして、一番吠え癖を直すのにやってはいけないことは「犬が吠えたとき叱る」ということであると教えていただきました。

これは予想外でした。私たちは犬は上下関係をわからせるために悪いことをしたら怒るというのは当たり前だと思っており、愛犬が吠えているときも大声をだしてやめさせようとしていました。

獣医さんいわく最近では犬の行動療法学という分野も発展してきており、「犬を叱るのではなく、褒めてしつける」という方法が獣医界では常識になってきているみたいです。

犬が吠えるときはかまってほしいとき、そこで怒ってしまうと犬は吠えれば飼い主さんがかまってくれると思い込み、さらに吠えるという悪循環が生まれてしまいます。

 

吠えても無視するしつけ方を始めた

大事なのは「吠えたときはひたすら無視する」ということ。

吠えても構わずひたすら無視、相手をしないということが鉄則です。ひどいときは空き部屋にいれて一人っきりにしておくのも手です。

そして鳴きやんだらすかさずご褒美としておやつを与えます。吠えなかったこと=嬉しいことが起こるということを犬に植え付けるためです。

他人に対して吠える場合は犬が鳴きやんだ瞬間におやつを与えます。

 

ドッグトレーナーさんなどに相談すること

最初はもちろん苦労しましたが、地道に続けることでしつけを始めてから1年後には吠え癖はほとんどなくなりました。

1年という世間的には短い時間かもしれませんが私たち家族にとってはとても長く感じられました。

最初の頃は全く成果がです、本当に効果があるのかと不信に感じたこともありました。

成犬になってからのしつけは子犬の時よりも根気のいる作業です。途中何度もめげそうになってしまいましたが地道に続けていくことが大事だと実感しました。

これから犬を飼うみなさんはしつけのことで困ったら獣医さん・ドッグトレーナーさんなどのその道のプロにまずは相談してみることをお勧めします。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら