こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、柴犬のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
子犬の柴犬に甘噛み(噛み癖)をしつける
三重県四日市市小古曽に住む主婦52歳で、12年前から柴犬を育てています。
仔犬から飼って初めて知ったのですが、歯が生え変わる頃の仔犬は、こそば痒いらしく甘噛みをするんですね。
人間の赤ちゃんも生え変わりの時期にはお母さんの乳首を噛んだりしますから同じでしょうか、柱をかじったり手や足にもかじりついたり…。
ただ、犬の場合それを放置すると、そのまま噛みつくことを許された犬になってしまうので、しっかりとこの時期に『噛むことはいけないこと』だと教えなくてはいけないと、当時の購入先のペッショップの方にも獣医さんにも言われました。
獣医さんに聞いたしつけ方法で噛まなくなった
教えられた方法は、犬の口をつかみ、しっかりと目を見て『いけない』と伝える、ひどい時には仰向けに押さえつけ口をつかんでしつける…といったものでした。
仰向けや押さえつけられるということは、犬にとって屈辱的なこと、服従であり、主従関係も教えなくてはとも言われまして、何度となく実行してきました。
それが効果があったのか、我が家の犬は徐々にいつの間にか噛まなくなっていました。たしか時間はかかったと思います。
今の我が家の犬はどの犬よりも穏やかで優しい犬なのですが、今から思えばあんな高圧的な方法をとらなくても良かったのではないか、他に方法はあったのではないかと、若干思います。
それとも、がんばって教えたから優しい犬になったのでしょうか。
時代によって変化するしつけ方
当時は言われたとおり忠実にしつけようとしていましたが、今思い出すと甘噛みなんてかわいい思い出です。
人の子育ても高度成長期の『詰め込み型の教育』から『ゆとり教育』へと変わり、今またゆとり教育から抜けようとしていて、時代とともに『よし』とされるものが変わっていきますよね。
どうやら犬の場合も同じようで、最近では『仔犬を興奮させない、飼い主は長い髪を結ぶ、ヒラヒラした服を着ない』といったように、犬の側にたって飼い主側が変わる方法が主流のようです。
愛犬に合ったしつけ方法の見極めが必要
我が家のようなおとなしい犬は、今の時代の優しい方法でもしつけられたのではないか、と思うのですが、それは結果論にすぎません。
生まれ持った性格が勝気な犬は、もしかしたら現在の優しい対処法ではとても治りきらない犬もいるのではないでしょうか。
やはりこれも人の場合と一緒で、犬種や犬の性格にもよるはず、決して1通りではないと思うのです。
犬それぞれの性格に合わせた方法を飼い主が見極め、選んでいく必要があるのではないかと思います。
我が家の場合もう1度12年前に戻れるのなら、今度は押さえつけず、こちらが気をつけて環境を整えてあげたいなと思います。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。