パピヨン

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、パピヨンのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

パピヨンの子犬に「良い子でお留守番」のしつけ

私は神戸市在住の25歳女性です。現在、今年で10歳になるパピヨンを飼っています。

私にとって弟分である彼『ラッキー』が我が家にやって来たのは、私がまだ高校生の頃でした。

その当時のラッキーは、生後二ヶ月のやんちゃ盛り。正直なところ、私は家の床がおしっこだらけにならないか、心配で仕方ありませんでした。

しかし、そんな私の心配は、母のおかげで杞憂に終わりました。

母はそれまでにも色々な犬を飼った経験があり、その経験に基づいて色々なしつけを実践してくれたのです。

偶然立ち寄ったペットショップでラッキーに一目惚れして犬を飼い始めた私達ですが、そもそも私の家族は皆それぞれ学校や仕事で家を空ける時間が非常に多く、我が家の一員となったラッキーには「いい子でお留守番」してもらう必要がありました。

もう少し具体的に言うと、家の中で粗相をせず、静かに家族の帰りを待てる犬になってもらう必要があったわけです。

 

トイレトレーニングで行ったトイレのしつけ方法

母を中心として私達家族がラッキーに行った基本的なしつけは大きく2つ。

「トイレは必ずトイレシートの上でするように習慣づける」と「家の物を勝手に噛まないようにする」というものです。

まずは、トイレの仕方をどのように教え込んだかをお話しましょう。

方法はとてもシンプルです。

サークル内にトイレシートを予め敷いておき、ラッキーが用を足しそうなタイミングを見計らって、必ずそのトイレシートの上へ行くよう促します。

そして、上手に用を足せたら、褒めてサークルの外に出してあげるのです。

このしつけのポイントは、飼い主がしっかりと犬の様子を見極めることにあります。

朝起きた時・ごはんを食べ終わった後・寝る前などの“必ず犬が用を足すであろう時間”を見計らって、タイミング良く誘導してあげることが大切なのです。

 

噛み癖にはスプレーとダメと言う言葉を使ったしつけ方

次に噛み癖についてですが、これは市販のスプレーを使用しました。

犬が生理的に嫌がる臭いのスプレーで、ラッキーが噛みそうな所に予め噴きかけておいたり、ラッキーが家の物を噛もうとした瞬間に使ったりといった具合です。

ただ、スプレーに頼らずとも大丈夫なように、スプレーを使う時は必ず「これはダメ」いった言葉も一緒に投げ掛けました。

そうすることで、ラッキーが「これはダメ」いう言葉に反応して、スプレー関係なしに私達の注意を聞いてくれるようにしたのです。

 

トイレの失敗減り噛み癖も無くなり良い子に育った

さて、気になるこれらのしつけの効果ですが、実際のところ効果は抜群でした。

この10年でラッキーがトイレを失敗した回数は、両手で数える程しかありません。

「トイレは必ずトイレシートの上でする」が完璧に習慣づいています。

しかも、どうやらラッキーの中では「身体から排出するものは全てトイレシートの上で」というルールになっているようで、突然吐き気に見舞われた時も必ずトイレシートまで行ってから吐こうとするのです。

噛み癖に関しても効果は出ており、ラッキーが家の物を勝手に噛んで駄目にしたということは今までに一度もありません。

本当に律儀ないい子に育ちました。

 

犬の本能と性格を理解することがしつけには大切

これらのしつけは全て、母の経験から生まれた訓練法です。

しつけするにおいて最も大切なことは「犬の本能を知ること」と「その犬種の基本的な性格を理解すること」だと母は言います。

いつだったか「誰かと心を通わせたいならば、まずは相手のことを理解しようとする姿勢が大切」といった旨の言葉を聞いたことがありますが、これは人と人の関係だけに言えることではなく、こうした飼い犬のしつけなどにも言える考え方なのでしょう。

また、これらのしつけが成功した一番の理由は、ラッキーにとってそれが“当たり前”になるまで、何度も根気強く繰り返したことにあります。

しつけ成功のためには、可愛がる気持ちだけではなく相手を理解する姿勢と忍耐力が欠かせないのだと、この経験を通して私は学びました。

これから犬を飼い始める方にとって、この記事が少しでも役に立てれば幸いです。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら