こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、柴犬のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
子犬の柴犬が家族になって…
今年の秋で14歳になる雌の柴犬と暮らす、静岡県沼津市に在住の57歳の主婦です。
私たち夫婦に子供はなく、夫の両親との4人暮らしの家に、初めての子犬がやって来たのは、寒い冬の事でした。
夫が誰にも相談することなく迎えてしまったので、子犬のための何の準備もなく、ダンボールのベッドがその夜の寝床となりました。
夫の身勝手に腹を立てていた私でしたが、生後2ヵ月にも満たない柴犬の子はそれはそれは愛らしく、一目で夢中になってしまいました。
何の準備もないまま始まった犬との暮らしは戸惑いの連続でした。
しかしとにかく小さな命を預かり、新しい生活が始まったわけですから、立ち止まってはいられません。
柴犬の育て方・しつけ方の本で勉強
まずは、柴犬の育て方・しつけ方に関する本と首っ引きで実践を試みました。
しかしながら相手は生身です。
書いてある通りにいくはずもなく、しかも私は個体の差がある事などすっかり忘れ、思い通りにならないことに勝手に打ちのめされ、半ばノイローゼのようになっていたのです。
この頃の私は子犬の様子ばかりを伺い、欠点をみつけては叱ってばかりいました。
一方で大人ばかりの家に仲間入りした子犬は、家族皆のアイドルでもありました。
我が家でのしつけに関するルールがはっきりしないまま甘やかされ、いつしか咬む・唸るという犬になってしまいました。
いけないことをしても正しく叱る人間がいないまま、いつしか権勢症候群と思われる行動をとるようになりました。
飛びかかる癖のしつけ方法を獣医に相談
そのうちの一つは一歳頃、食事の時に現れました。
食事が済んでフードボウルを下げようとする私に飛びかかってくるようになったのです。
時には咬みつきそうな勢いなので、食後しばらくして、犬が場所を移動してから片付けるというふうにしていました。
仕事の関係で夫には在宅の時間が少なく、犬の世話の殆んどは私にかかっていますので、恐ろしいからと言って、逃げるわけにはいきません。
獣医に相談したところ「食器に入れる回数を分け、空いたら継ぎ足してあげる」という方法を教えてくれました。
一回の食事量は同じでも「片付けられてしまうというより、また入れてもらえる」と思わせるようにというのです。
食いしん坊犬に効果があった
とにかくすぐにこ指導通りにしてみたところ、嘘のように飛びかかることが無くなったのです。
この食事の与え方は、問題が解決した後もずっと続いています。
オヤツにしても、犬は量よりも与える回数で満足するそうなので、そういった関係もあるのかもしれません。
食いしん坊な犬なので、余計に効果があったのかとも思います。
まだまだ問題行動のある愛犬だけど…
警戒心が強く神経質な愛犬には他にもたくさんの問題行動がありますが、柴犬飼い主さんのブログなども参考にさせて貰いながら、今ではかけがえのない家族の一員です。
ほかのコのようにできなくて・・・などと考える必要はないと思います。
最近は老いの兆候が色々と出てきて、寂しい思いにもかられますが、きちんと向き合って、たくさん名前をよんであげて、愛犬との何気ない日常を大切にしていきたいと思います。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。