こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ジャックラッセルテリアのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
小型犬だがパワーのあるジャックラッセルテリア
私は49歳(女)で埼玉県入間市在住です。私の家には犬がいます。犬種はジャックラッセルテリアです。
ジャックラッセルテリアという犬種はご存知の方も多いかと思いますが「ライオンが中に住んでいる。」と言われるくらいで、身体は小さいのですがパワーはものすごい犬です。
我が家に来たときは5カ月の時でした。はじめは猫をかぶっていたのでしょうね。とても大人しい犬でした。
全然吠えなくて「あぁ、この子は吠えないいい子なんだな。」と思っていました。うちに来てから3カ月くらいはまったく吠えなかったです。
ところが段々本音を出しきて大きな声で吠えるようになりました。
またそれに合わせたかのように、小さなライオンが暴れ出し(笑)色々と大変なことが出てきました。
これはしつけを始めなければいけません。
トイレトレーニングですぐに覚えたトイレのしつけ方と噛み癖について
まず最初のしつけはトイレからでした。
昔別の犬を飼っていた時に、譲って下った方が教えてくれた方法です。
はじめはたくさんシートを並べておいて、段々と枚数を減らして面積を狭めていきます。
これは上手くいってトイレはシートでするもの、ということはすぐに覚えてくれました。
次に困ったことは噛むことでした。
ちくっちくっとすぐに私の腕や足を噛む子だったのです。これが相当困りました。
噛まれるとかなり痛いのです。甘噛みと言うようなものではなく、本当に噛んでくるのです。
そのうち育児ノイローゼのような感じになってしまいました。
「噛んだら叱る」では反発するようになって…
犬を飼っている人に相談したら、「噛んだら叱ってひっくり返しちゃえばいいよ。」と言われました。
それで園芸用の手袋でバラの棘が刺さらないようにするものがあったので、それをはめてガードし、噛んできたら叱ってお腹を上に向けさせていました。
しかし、これは効果がなくかえって反発して噛んでくるようになりました。
また噛むのは散歩に行くときもそうでした。
歩きたがらないので引っ張ったり叱ったりして、無理やり歩かせるのですが、立ち止まって急にこちらに近寄って来るとちくっと足を噛んできます。
散歩の縄も噛みます。本当に困り果てました。
姉に教わった上手な犬のしつけ方法
あるとき姉が遊びに来ました。犬の様子を知って上手なしつけの方法を教えてくれました。
姉のしつけは「叱る」のではなく、「褒める」ことでした。
一緒に散歩に行ってくれました。公園まで連れて行くと、まずは姉が綱を引いて「5歩くらい歩いたら、急に向きを変え、逆方向に歩く。」を繰り返しました。
初めは犬も戸惑っていましたが、そのうち姉の顔を見て合わせて歩くようになっていきました。
そのたびに姉は「いい子ちゃんだね!」とにっこり声をかけました。
私も真似してやってみます。そしてたくさん褒めました。すると私の顔を見上げていい子に歩くようになりました。
このことをきっかけに、散歩だけでなく、なんでも「出来たら褒める」を実践するようになりました。
すると驚いたことにどんどんいい子になっていきました。
あんなに困っていた噛み癖もいつの間にか噛まなくなっていました。
たくさん褒めてあげることがしつけの近道
思えばうちの子が何であんなに噛んでいたのか考えてみると、「怖がり」だったのが分かって来ました。
散歩も怖くてたまらなかったのでしょう。怖くて歩くのをやめて引っ張って、それでも叱られて無理やり引っ張られるから尚怖くなって「やめてよ!」と噛んできたのでしょう。
家で噛むのも何か嫌な事、怖いことがあるときでした。
だからそれを叱るのではく気持ちを分かってあげて、またできた時にはたくさん褒めてあげる。
その方がうちの犬の場合しつけの近道だったのです。犬にも気持ちがありますからね。
もともとジャックラッセルテリアは頭のいい犬ですから褒めればどんどん理解してくれました。
早く褒めるしつけをしてあげれば良かったです。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。