こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ラブラドールレトリーバーのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
黒のラブラドールに上下関係を認識させる
初めて一軒家に住んだのは、15歳の時。愛知県豊田市の長閑な地域で、ご近所にはたくさんの種類の犬がいました。
元々は犬が苦手でしたが、ご近所の犬達と触れ合ううちに家族揃ってメロメロになり3ヶ月の黒のラブラドールを迎える事になりました。
女の私の力では大型犬に負けてしまうので、躾を始めたのは家に来てすぐ。
犬と暮した経験者である祖父のアドバイスに従い、上下関係をきっちりと認識させる為に食事中に器に手を入れて邪魔をすることから始めました。
もし犬が無理にでも食べようとすれば何が何でもそれを阻止。
怒って唸ればこちらも唸り返し、犬が諦めて顔を近付けるのを止めるまで繰り返します。
見ていて可哀想でしたし、何よりも食事中の犬の口元に自分の手を近付けるのはかなりの恐怖でしたが身内で犬の知識があるのは祖父のみ。信じて続けました。
祖父から聞いた甘噛みと飛びつき対策のしつけ方法
合わせて行ったのが甘噛み対策と飛びつき対策です。
甘噛みは、噛んできた瞬間に噛まれた場所を口の奥に押し込む。
飛びつきは、飛びついてきた瞬間に後脚を踏む。
力技ばかりで可哀想に感じましたが効果はてきめんで、甘噛みも飛びつきも数回でしなくなりました。
そして食事の際に手を出すと、ピタリと食事を止めてこちらの顔を見て指示を待つようになれば、後はどんなしつけもスムーズでした。
名前を呼べばしっかりと私に注目し、指示を与えれば数回の訓練で覚えて褒めれば全力で喜ぶ。
可哀想と中途半端に妥協せずにきっちりと上下関係を教え込んだからこそ信頼関係が出来たのだと感じました。
愛犬の本能を理解してそれに合わせたしつけ方が大切
ペットは家族と同等に愛しい存在ですが、人間と犬では本能の在り方が違います。
そこを認識し、犬の生態を理解してそれに合わせた付き合い方をする事が双方の幸せに通じるのだと思います。
因みに祖父は、野良犬が集団で暮しているのを見て一番力関係がはっきりわかるのは食事の時だと思いこの方法に思い至ったそうです。
今ではまず見る事はありませんが、野犬の群れが身近に居た時代ならではのしつけ法だったのかもしれません。
側からみるとどうしても可哀想に見えますが、祖父の育てた歴代の犬達は皆賢かったので、今後我が家に新しく犬を迎え入れる時もまた同じように接していきます。
ペットを尊重し、大切に思うからこそ人間の感性ではなく犬には犬の生態に沿った付き合い方をしていく事が周りに迷惑をかけず、お互いが幸せに生活していくポイントだと実感しました。
おばあちゃんの知恵袋ではありませんが、先人の知恵はこれからも参考にしたいです。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。