こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ボーダーコリーのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
大人しく待てる賢いボーダーコリー
私は茨城県利根町在住の41歳、女性です。
我が家は、ボーダーコリーと暮らして8年になります。
今ではやんちゃな時期も過ぎ、悠遊と過ごしていますが、幼少の頃はボーダーコリーだけにものすごく活動的でした。
とはいえ、甘噛み・飛びかかりは遊びの中ではありましたが普段の生活ではおとなしく待てる子でした。
トイレトレーニングもすんなり受け入れてくれて、特にしつけ教室を意識することはありませんでした。あることを除いては・・・。
1歳を過ぎて散歩の時に引っ張り癖が出てきた
1歳を過ぎたころからでしょうか。散歩のときの引っ張りの力に、私が負けるようになりました。
それまでは幼かったこともあり力任せに抑えることもできたのですが、バランスをとれなかった際に私が転んでしまったのです。
ネットや本で調べたところ、初期の散歩トレーニングとして、飼い主より前を歩かせないこと(リーダーウォーク)は鉄則だとか。
我が家のボーダーはガンガン前を歩いていました。
独学で、リードを短く持ち左側に固定して散歩をする練習をしたのですが、どうしてもうまくいかないので、やはりしつけ教室へ・・・と考えるようになりました。
そこでネットで調べたところ、運良く同町内に犬のしつけ教室をご自宅で行ってらっしゃる先生を見つけて、そこにお世話になることにしました。
しつけ方法を教わる為にしつけ教室に通う
そして毎週日曜日に1時間、しつけ教室に通うことになりました。
最初に先生は、我が家のボーダーがどれくらいのレベルまでは達しているのかをチェックされ、基本的な動作(スワレ、マテ、フセなど)はOK。
しかし「散歩などで外の世界に行ってしまうと、主人のことを忘れて言うことを聞けなくなってしまう。
その証拠は、外を歩いているときに主人の目を見ていないこと。
きちんとリーダーウォークができるようになるためには、まず主従関係と信頼関係を築くところから始めなければならない」とおっしゃいました。
しつけ方の訓練や練習ですぐに効果があった
このしつけ教室には最終的に4か月通いました。
私とボーダーに決定的に欠けていたアイコンタクトを学習するために、室内での「おいで」に始まり、遊びの中でのおもちゃの「取って・出して」。次の段階はこれを庭で実施する訓練。
さらに敷地外に出て・・・というように、徐々に空間を広くしていき、室内の場合と変わらない動作ができるようにしていきました。
また外での訓練と同時期に、リードのテンション(引っ張り具合)で犬自身が前に出過ぎたことを気付く練習を行いました。
ボーダーが前に出てしまってリードが張った瞬間に、クリッカーで音を鳴らすのです。
するとびっくりして立ち止まり、私を見上げます。
それができたら、私もボーダーをたくさん褒めてあげます。
この練習はすぐに効果がでました。
しつけが上手くいかないのは飼い主の責任
日ごろの散歩でも、ほぼリードが緩まった状態で歩けるようになりました。
あとは、リードを短く持って横を歩く練習をしていけば、リーダーウォークまであと一歩です。
我が家のボーダーはここからちょっと苦労しましたが、最初に手の平を鼻先に添えてから散歩にGoすると、横について歩くようになりました。本当に感激でした!
これまでしつけはいろいろな情報で独学で行ってきたのですが、やはり素人には限界があります。
こんなに教えてるのにどうしてできないの?と思っていることが多かったのですが、本当にできていないのは私の方。
しつけ教室は、犬と接する私のしつけ教室でもありました。
先生にダメ出しされることも多かったですが、あのままの私で今に至っていたら、我が家のボーダーはとんでもないことになっていたと思います。
しつけする方も、される方も、今は訓練がつらいかもしれませんが、後々楽しく幸せになれることは間違いなしなので、頑張りましょう。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。