こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、シェットランドシープドッグのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
我が家にやってきた4歳のシェットランドシープドッグ
わたしは愛知県名古屋市緑区在住の34歳の主婦です。結婚して3年目になります。
結婚当初から気がかりなこと…それは離れて暮らすことになった愛犬のことです。
京都府にある実家で飼っているのですが…この子が問題児なんです。
愛犬は11歳のシェットランドシープドックの雌です。
我が家にやってきたのは、彼女が4歳のころ。
ペットショップにて子犬を産むためだけに飼われ、年をとったために捨てられていたのを保護団体の方が救助してくださったそうです。
母が子供たちの手も離れたことだし、犬でも飼おうかなと言い出し、インターネットで保護犬のことを知り里親になる決心とし、譲り受けてきました。
虐待に近い環境で育った愛犬と仲良くなるために
スッと通った鼻筋、うるうるとした瞳、出会った瞬間母はひとめぼれをしたそうです。
そして我が家の一員になった彼女…保護団体から里親になる条件として室内で飼うこと!という条件があったため、家の中にゲージを置き、彼女の水用のお椀やエサを用意しました。
4年間ほぼ虐待に近い環境で育った彼女は人間に心開かない子でした。
しつけをしようにもまずは仲良くならなくてはいけません。
近づいていくと震えあがり、部屋の隅からは一歩も動きません。エサを与えても、お水を与えても、わたしたちの目の前では決してたべません。
散歩に連れ出しても、そばを歩くわたしたちが怖いのがしっぽを丸めてはなれて、こちらをびくびくと伺いながら歩く始末。
病院へ連れていけば、耳や歯に病気がみつかり、毛は変な抜け方をしていました。
人間に慣れさせるためのしつけ方法
わたしたち家族はとにかく、愛情をそそぐことだ!わたしたちはあなたに危害を加えた怖い人たちとは違うよ!
と彼女にわかってもらうことが先決だと話し合い、時間の許すかぎり彼女に話しかけ、彼女のペースで慣れてくれるのを待ちました。
1年半くらいかけて少しづつ少しづつ、彼女はわたしたちの家族になっていきました。
初めて名前を呼んで走ってきてくれた日のことは忘れません。
ですので、やっとしつけらしいしつけを始めたのは、彼女がうちにきて2年目、6歳になったころだったと思います。
犬のしつけをしたことのある方ならわかると思うのですが、成犬になってからしかも6歳になった子をしつけるのは並大抵のことではありません。
トイレトレーニングで行ったトイレのしつけ方
まずは、トイレ訓練をはじめました。室内で飼っている限りこれだけは覚えてもらわないと困ります。
本やインターネットでしつけ方法を探し、シートを引く場所を一定にしてトイレに行きたそうにするとそこに連れていき、排せつさせる。
その繰り返しでした。そうするとだんだん臭いもつき、ここがトイレだ!と覚えたようで数か月かかりましたがなんとか覚えることができました。
彼女は今でもたまに失敗はしますが、トイレシートの上で排せつできています。
しかし、その他のこと、例えばお座り!やお手!それから知らない人への無駄吠えなどもどんなに教えても、理解ができなかったようです。
いろいろな本を読んだり、テレビなどで犬のしつけ特集などを見て、実戦してみたものの少しもできるようにはなりませんでした。
やはり、しつけをするには子犬のころからはじめる!ということが1番大切なんだな~と思います。
まあ、彼女がおバカでも言うことを聞かなくても、かわいい我が子には変わりありませんが。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。