こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ミックス犬(雑種)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
子犬の雑種を迎える前にしつけ本を熟読
私は、高知県高知市在住の47歳の女性です。
病を機に退職し、病後のリハビリを兼ねた散歩のパートナーとして、生まれて初めて犬を迎えることにしました。
ですから、しつけに限らず犬に関することにはまったくの無知です。
子犬を迎えるにあたり、本を2冊買い、熟読しました。
そして知人の勧めで、県のセンターの子犬譲渡会に行き、「由緒正しい雑種」とでも言いたくなるような、どんな犬種が入っているかを想像するのが難しいような雑種の子犬を譲り受けました。
推定生後五ヶ月齢で我が相棒となった子犬は、トイレはすぐに覚え、「オスワリ」「フセ」も本の通りに教えたらすぐにできるようになりましたが、「ハウス」はうまく覚えてくれませんでした。
ハウスを教えるために行ったしつけ方法
今は、夜寝るときもフリーにして私のベッドで一緒に寝ていますが、最初の頃には布団に入れることに抵抗感があったので、就寝前にケージに入れて、軽く部屋の掃除をするのが日課でした。
そのため、「ハウス」はどうしても覚えてほしいコマンドでした。
本に書かれていた教え方は、ケージにフードを投げ入れ、「ハウス」とコマンドを出す、というものでした。
私は、まずケージにフードを投げ入れ、それにつられた愛犬がケージに入ると、ご褒美のフードをあげる、というやり方をしました。
このやり方をすれば、ケージに入れたい時に入れることは簡単です。が、「ハウス」というコマンドは覚えてくれません。
訓練士さんにお願いしてハウスのしつけ方を教わる
「ハウス」というコマンドでケージに入るようにしたかったので、コマンドを言うタイミングを変えてみるなど、いろいろと試行錯誤をしました。
ですが、どうしてもフードを投げ入れないとケージに入らせることはできませんでした。
愛犬を迎えて約1年後、外に行くのを怖がり散歩ができないままでしたので、思い切って訓練士さんに相談することにしました。
訓練の甲斐があり、愛犬は今では散歩大好きな犬になりました。
訓練士さんが、散歩に行けるようにする以外にもしつけたいことがあれば相談してくださいと仰ってくださったので、「ハウス」の教え方を教えていただくことにしました。
専門家に愛犬を実際に見てもらうと効果的
教えていただいたやり方は、「ハウス」と言いながら首輪を持ち、鼻先をハウスの入り口に少しだけ入れてやる、という方法でした。
そうすることで自然にケージに入る、とのこと。
実際に見せていただくと、本当に素直に入ります。
私にもできるのかな?と半信半疑で同じようにやってみると、すんなり入ってくれました。
この方法でしばらく訓練すると、あっさりと、首輪を持たなくても「ハウス」のコマンドだけでケージに入るようになりました。
訓練士さんによると、フードを投げ入れる方法だと、犬はフードに夢中になってしまい、コマンドは耳に入っていないのだそうです。
なるほどと思いました。
本に書かれていることももちろん間違いではないのでしょうが、やはり専門家に愛犬を実際に見ていただいて、実地にやり方を教えてもらうのは、非常に効果的だと思いました。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。