こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ミックス犬(雑種)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
獣医さんに保護された雑種の中型犬を育てる
43歳、女性、大阪府豊中市に住んでいます。飼っているのは雑種の中型犬です。
耳がテロンと垂れていて、目がとてもかわいい子です。
捨てられていたのを近所の獣医さんが保護されていました。
飼い主さん募集のポスターを見て、一目惚れしたのですが、マンションに住んでいたのと(ペット飼育可のマンションです)、犬を飼ったことがなかったので、獣医さんと何度もお話をして、一つづつ不安を解消してから、飼うことを決心しました。
捨てられていたので、飼い始めた時の年齢は正確にはわかりませんが、おそらく3,4か月ではないかと思います。
しつけが必要だな・・・と感じ始めたのは、半年ほど過ぎたときだったので、1歳弱だと思います。
甘噛みや散歩での引っ張り癖に悩んでいて…
きっかけは、甘噛みでした。
まだ、あごの力が弱かったので、あまり痛くはなかったのですが、1日に度々噛むようになりました。
「ダメ」と怖い顔をしておこっても、かわいい目で私を見つめて、首をかしげる姿がとてもかわいくて、ついつい甘やかしてしまいました。
そのうち、吠えることも多くなってきました。
散歩へ出かけても、思いっきり走り出すので、私が引きずられる始末。
困り果てていた私に、同じく犬の散歩中だった方が話しかけてくれました。
聞くと、その方の飼い犬も雑種で、捨て犬だったとのこと。
私と同じような悩みを抱えていたこと。
あるトレーナーさんとの出会いで、生活が一変したこと。
紹介してもらったトレーナーさんのしつけ方を試してみるが…
ぜひぜひ紹介してほしいと頼み、そのトレーナーさんを紹介していただきました。
トレーナーさんに2か月ほど週2回の通いで指導していただきましたが、うちの子には効果はありませんでした。
とても厳しい指導で、おびえているようにも見れました。
リードも今までのとは違う鎖の物を用意され、引っ張ると首が閉まるものに変えられました。
最後のレッスンの日に言われた言葉は「この子は生まれつき獰猛。大きくなるとあごの力が強くなり、飼い主が大けがになる恐れがあります。手放したほうがいい。」とのことでした。
私は途方にくれました。
うちの子には、威圧的な指導は向いていなかったようで、人をとても警戒するようになり、ううう~と低い声でうなるようになっていました。
NPO動物愛護団体の方のしつけ方法で生活は改善された
トレーナーの指導で、悪いほうにいってしまったのです。
そして、藁にもすがる思いで、能勢町にあるNPO動物愛護団体に相談のメールを送りました。
するとすぐに返事をくれて、相談にのってくれました。
そこのトレーナーの方についてもらい、初めて分かったのですが、この子は耳が聞こえにくいようで、視野に入っていないところからの気配がとても苦手なようでした。
必ず前から接する接し方、叱り方をおしえてもらい、生活は改善されました。
以前のように楽しく暮らせるようになりました。一口でしつけといってもいろいろあるのだと痛感しました。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。