こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ミックス犬(雑種)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
散歩中の引っ張り癖が酷い子犬のミックス犬
神奈川県在住、31歳男性です。
小学生の低学年頃に、両親の知り合いから譲ってもらった子犬を飼い始めました。
犬種は柴と紀州犬のミックスで、顔がパンダみたいな黒ブチでかわいかったです。
しつけについて、自分は子供でしたので何もしなかったですけど、両親もそれらしいことは特にしていなかったと思います。
「お手」と「お座り」くらいは出来ました。だけどそれだけです。
なので、大人になってからはとにかく「散歩での引っ張り癖」がすごかったのです。
後で聞いた話ですが、くれた人の家にいた子犬5、6匹くらいの中でその子が一番やんちゃだったらしいです。
そんなわけでとにかく引っ張ります。
本で勉強した金属音を使ったしつけ方について
ちょっとくらいならまあ仕方ないかと思えるのですが、首輪取れちゃうんじゃないかなとか、それか首にケガでもしないかと思うくらい引っ張って走るので、堪りかねた父親が書店で犬のしつけについての本を買ってきました。
内容はしつけについてあれこれ書かれていまして、中に引っ張り癖の治し方も書いてありました。
その方法とは、首輪に金属の輪でも何でもいいから付けまして、悪いことをしたら振って鳴らすというものです。
犬は金属のカチカチした音が嫌いだというので、それを鳴らされると「やってはいけないこと」を覚えるらしいのです。
それから、散歩をする時は、引っ張ったらカチカチ鳴らすということを繰り返しました。
うちの子は基本的にずっと先頭を走ってぐんぐん行くので、その度にリードを引いてカチカチ鳴らします。すると、意外と大人しく言うことを聞くので驚きました。
犬が金属音を嫌いなのはどうやら間違いなかったようでした。
それでも何ヶ月、一年以上はかかったと思いますが、散歩での引っ張り癖は鳴りを潜めました。大人しく歩いて散歩をしてくれるようになり、こっちとしてもずいぶん楽になりました。
褒めるしつけ方法を実践していたら…と少し後悔
自分が高校生くらいになり、その子もずいぶん歳を取った頃のことです。
久しぶりに散歩をしてやろうとして連れ出すと、昔のままぐんぐん引っ張っていました。歳を取ったらしつけも忘れるのかはわからないです。犬も惚けるというのは聞いたことがありますが。
今思うと、しつけの時に叱って教え込むばかりでしたが、褒めてやったらよかったです。
確証はないですが、「引っ張ったから怒られる」と同時に「引っ張らなかったから褒められる」そんなしつけが出来たら、老犬になっても覚えていてくれたかもしれません。
その子が亡くなってから十年経ちました。
しつけが大変だからか、悲しくなるからなのかわかりませんが、もう犬を飼うのはごめんだと両親は言っています。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。