ポメラニアン

こんにちは、当サイトの管理人です。

今回は、ポメラニアンのしつけに関する体験談をご紹介します。

しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。

 

生後4ヶ月の吠えやすいポメラニアンのしつけ

埼玉県鴻巣市在住、26歳、男です。僕はドッグトレーナーをしています。

様々な犬種のしつけを行ってきましたが、その中でも今流行りのポメラニアンのしつけについて書かせていただきたいと思います。

ポメラニアンは「吠えやすい」という特徴があります。

僕自身もポメラニアンを飼育しているのですが、やはり小さいころからよく吠えていました。

吠え癖がついてしまうと周りに迷惑をかけてしまう事はもちろんですが、なにより当のワンちゃん自信が一番ストレスを感じてしまい可哀そうです。

その為、生後4か月頃から吠えを直すしつけをスタートしました。

 

ドッグトレーナーが行う吠え癖のしつけ方法

しつけの方法は陽性強化のトレーニングです。

陽性強化とは、簡単に言うと「褒めて伸ばす」トレーニングです。

ただし、吠え続けているワンちゃんを褒めるわけにはいかないので、まずは吠えを止めてあげる事が第一です。

どの様にして吠えを止めていったかと言いますと、例えば「要求吠え」の場合ですと一番簡単で効果的なのは「無視」です。

なぜ無視が効果的かと言いますと、中地半端に叱ることによりワンちゃんが構ってくれたと勘違いしてしまう事があり、その為に「要求吠え」が悪化してしまう事があるのです。

一概に無視をすると言ってもワンちゃんによっては短時間で吠え止む子がいれば、中々吠え止まない子もいます。

我が家のポメラニアンの場合は後者の方で、長時間無視をしていても中々吠え止みませんでした。

 

長時間吠えやまない犬のしつけ方について

そこで行った方法が「大きな音をたててビックリさせる」です。

吠えている最中に大きな金属音などをたてビックリさせ、吠えが止まった瞬間に褒めてあげるのです。それを繰り返す事で要求吠えは改善されました。

同じ吠えでも「警戒吠え」は少々厄介でした。

知らない人が近づいてくる、他のワンちゃんが見えた時、インターホンの音などが鳴った時、とにかく警戒心が強い犬種なので様々な環境に吠えていました。

この場合、要求吠えの時と同じ方法を試しても全く効果はありませんでした。

 

警戒吠えにも沢山褒めてあげることが大切

そこで行ったのは、とにかく警戒しているものが怖くないと教えてあげる事。

インターホンの音を例にしますと、二人一組での練習になってしまうのですが、一人がワンちゃんの前でオヤツを見せながらマテをさせ、その間にもう一人がインターホンを鳴らすのと同時にオヤツをあげてしまうのです。

慣れてきたら徐々にインターホンが鳴ってからオヤツをあげるまでの間隔を長くしていきます。

それを繰り返す事で克服できました。

もちろん個体差もありますが、大事なのはやはり良い行動に上手く誘導してあげ、沢山褒めてあげる事です。

そうする事で多くの問題は解決すると思います。

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今回の体験談は以上になります。

当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。

 

ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。

森田誠さんのサイトはこちら