こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ラブラドールレトリバーのしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
大型犬のラブラドールレトリバー
私は静岡県湖西市に住む33歳女性です。
母が犬のブリーダーをやっていたので家には常時20頭くらい様々な犬種の母親犬がいました。
自宅でやっていたので、小型犬種が主で、あとは数頭の中型犬種でした。
ブリーダーのつながりで他の犬舎に訪問することも多くその中でうちにはいなかった黒のラブラドール・レトリバーに魅力を感じ、1から自分で育ててみたいと思うようになりました。
念願の黒ラブ「ひまわり」がうちに来たのは生後2ヶ月くらいの時でした。
かわいがる半面、大型犬なので幼犬からしつけをしておかないといたずらをした時の人間側の大変さが小型犬とは比べ物になりません。
体も大きく力も強いので多少重さや大きさのある家具でも動かしたり倒したりしますし、散歩時のひっぱり癖がつくとこちらが持ってかれ怪我をする恐れもあります。
また遊びの延長で人に飛びついたときに相手が倒れたり転んだりすると、それがきっかけで自分より下に見てしまうことがあり、主人と自分の立場が逆転することで飼い犬に振り回される生活になってしまうことがあるとブリーダーさんから聞きました。
まだ体が小さく、頭が柔軟な頃にしっかりとしたしつけをすることで、飼い犬と良好な関係を築けるそうです。
ペットショップのしつけ教室に参加
母が提携しているペットショップでしつけ教室が行われていると聞き、しつけの知識が乏しかった私は参加することにしました。
教室の参加にあたり事前に飼い犬とアイコンタクトができるようになっていると、良いと言われたのでさっそく始めてみました。
飼い始めた頃から犬の目をしっかり見て、名前を呼んであげることで自分の名前を覚えさせます。
そのうち目を合わせていなくても名前を呼ぶと振り向くようになるので、その時はいっぱい褒めてあげることが重要です。
名前を呼んで振り向くことでこちらに注目させることと、飼い主の話を聞く合図になりしつけをしていく上での基本とも言えます。
気を付けなければいけないのは、怒るときに名前を呼ぶとそれがイコールになってしまい、アイコンタクトができなくなってしまうので注意が必要です。
散歩時の引っ張り癖のしつけ方
ひまわりが生後4ヶ月の頃、初めてのしつけ教室に参加しました。
この日は参加者からの要望が多かった散歩のときの引っ張り癖とおすわり、待てのしつけ方でした。
散歩時、我先にと犬が引っ張り出したらリードを少し強めに引っ張ります。
もちろん強すぎると危険なので犬が気付く程度の力で十分です。
このときぐーっと引きずるように長く引っ張るのではなく、瞬間的にぐっぐっと短かくリードを引くことが重要になります。
引っ張ると同時に歩くのをやめ、一旦立ち止まります。
犬がしっかり止まったらまた歩き出す、引っ張り出したらこちらも引っ張り立ち止まるの繰り返しです。
おすわり、待てのしつけ方法について
おすわり、待てはとにかく根気が必要です。
長い時間集中できないため1回の教える時間は10分程度が目安です。
おすわりは「おすわり」の声掛けとともに犬のお尻を押して座らせます。
座ったところでオーバーなくらいに褒めてあげたりおやつをあげたりします。人に手で座らせられたとしても座ったことを褒めてあげることが大切です。
待てはおすわりの状態で「待て」の声掛けと同時に手のひらを犬に見せ、最初のうちはほんの数秒でもいいので待つことが出来たら「よし」と言い、おすわり同様褒めるかおやつです。
最初は犬の前でしゃがみ近い距離から始め、だんだんと時間を長くしていったり飼い主が立ち上がったり、1歩下がってみたりして待ての状態の時間と距離を伸ばしていきます。
しつけを通して愛犬との信頼関係が作れた
漠然としか分からなかったしつけの仕方が教室に行くことで細かく分かるようになり、日々練習を積み重ねていったら今では散歩の時には引っ張ることなく私の横を歩くようになりちらちらと私の目を見て、ひまわりからアイコンタクトをしてくれるようになりました。
おすわりは割と早く覚えてくれて、待ては私が「よし」と言うまで待つことができ、その場を離れて姿が見えなくなっても待てと言われた場所から動かなくなるまで成長してくれました。
しつけを通してひまわりとの心の距離が縮まったような気がします。
ひとつひとつの「出来た」を共に喜び、気持ちを全身で表現してくれるひまわりにこちらが教えられる事も多く、人と犬ではない家族のひとりとして大きな存在になっています。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。