こんにちは、当サイトの管理人です。
今回は、ミックス犬(雑種)のしつけに関する体験談をご紹介します。
しつけ方法や、その効果などがわかる体験談です。
隣家の雑種犬を散歩に連れて行くことになって…
青森県三戸郡五戸町在住の20代女子でございます。
私の家の隣には老夫婦が住んでいたのですが、そこの家には雑種のメスのロロが外で飼われていました。
子犬の時期から見かけてはいたものの、ロロとは関わった事はありませんでした。
3年くらい経ち、ロロが成犬になった頃、気付いたのですが隣の家は老夫婦の為、ロロは一切しつけもされず散歩へも連れて行ってもらえず、毎日与えられたエサを食べては、家の庭にリードでつながれた範囲をぐるぐるしているだけでした。
見ているとかわいそう。そこで私は老夫婦に話をしてロロを散歩へ連れて行くことにしました。
私は今まで犬を飼った事はなく、ただかわいそうだからという理由で犬と散歩をする感覚でリードを持ち、歩き出したのです。
ところが、散歩は思っていた程簡単なものではなかったのです。好奇心旺盛なロロはリードを力いっぱい引っ張り、私は引っ張られてまともに歩けなかったのです。
帰る頃にはくたくたでした。毎日少しずつ距離を伸ばし、引っ張られながら散歩を続けていました。最初はなんの愛情もなかったのです。
ネットで見たおやつを使ったしつけ方法
そんなある日、ロロにおやつをあげようとするとジャンプしておやつを与える前に奪ったのです。
その時私は、ロロ!と怒るとロロは、私に威嚇してきたのです。グゥルーと唸り声をあげて今にも噛み付いてきそうな感じでした。
このままで良いのか不安になり、ネットで色々調べました。
すると私が今までしていたことは間違っていたことが多々分かったのです。
まず、ロロは自分の名前を認識していませんでした。
そこでネットで見た方法で、ロロと呼び反応したら褒めておやつを与える。この方法を繰り返しました。
引っ張り癖のしつけ方も成功して犬に愛情が沸いた
次に散歩の時は引っ張らないようにリードを短く持ち、ロロが走り出したら止まる。後ろに歩く。など繰り返し横に並んで歩くよう慣れさせました。
何度も何度も繰り返し、地道で苦労の日々でした。ロロも嫌気がさしていたでしょう(笑)
そんな日々が続き、おやつを与える前にはお座りをさせる。そして待てを覚えさせるところまで成長しました。
そのころには私もロロに対する愛情が沸き、ロロも私を見るとしっぽを振り、鳴くようになりました。
今では一緒に歩き、散歩の途中で名前を呼ぶと振り返ったり、必ず私の方を見てくれるようになりました。
もちろんお座りや待ても出来るようになりました。とっても可愛いです。
しつけとは長い時間をかけ、愛情をもって接すれば伝わるものだと実感しています。可愛い子(犬)ほど厳しくしつける必要があると思います。
ロロはもう8歳ですがまだまだ長生きしてほしいです。
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今回の体験談は以上になります。
当サイトでは、他にも多くの方の体験談を掲載していますので、そちらも参考にしてみてください。
ちなみに、管理人が一番参考にしているのは、世界で活躍するドッグトレーナー森田誠さんのしつけ法です。